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統計解析担当のライフサイエンス研究者 -> データサイエンティスト@コンサル

2017転職活動まとめ①〜エージェント〜

初めての転職活動がほぼ終わったので、まとめてみる。

現職のメーカーTには2016年4月に入社した。入社前から元々、ちょっと違うかもなーとは思っていて、新人導入研修でこの会社無理そうだと悟った。笑

 

転職活動を始める、となるとまずはエージェントの登録を考えるかと思う。そこでまず、自分が使ったエージェントのまとめ。

 

エージェント

結局5社に登録したが、こんなに必要はなかった。

登録した順に、DODAJAC、ムービン、マイナビリクルート

担当者との相性もあると思うので、何社か登録するべきだとは思う。自分の希望条件を話しても、先方の受け止められ方が違ったり、チョイスしてくる求人も異なるので、まずは色々なエージェントから紹介してもらうのが良いと思う。

ただ、その後応募する際にはなるべく1社にまとめた方が良い。そのほうが複数の会社を同時に進める場合の面接の日程調整がスムーズ。そして何より、複数社から内定をもらって、どこに入ろうか迷う段階になった際、各社の応募に使ったエージェントが異なると公平な意見が得られない、というのが大きなデメリット。自分は完全にこれに陥った。

なお、自分は職場も住居も東京からやや離れていることもあり、キャリアアドバイザーとはほぼ電話でしか話さなかった。キャリアアドバイザーは朝は遅いが夜は大抵21時過ぎまでいる。なので仕事終わりとかに普通に電話できる。昼休みに電話することもあった。

リクルートエージェントだけはだいぶ休日が多かったが、他社は休日が少なく、なかなか大変そうだった。なお、ムービン以外は女性のキャリアアドバイザーだった。

 

それぞれの寸評。

DODA:最初に登録し、そのままメインで使うことになった。登録したきっかけは覚えていないが、新卒のときマイナビのキャリアフェアやリクナビのエージェントがイマイチすぎてネガティブなイメージを持っていたからだと思う。

担当キャリアアドバイザーがつき、面談で話した希望条件に合わせて求人を紹介してくれる。これとは別に採用プロジェクト担当という、特定の企業の担当者がメールを送りつけてくる。これが1日に複数届くくらいの多さで、結局は迷惑メールフィルタで対処した。キャリアアドバイザーがついている期間はこのメールが止められないシステムらしい。

また、ここだけ先方のオフィスを訪問して、面接対策を受けた。面接対策の専門家のおばさんで、「転職先で〜を学びたいではなく、自分は〜ができると伝える」など、当たり前だが面接で大事そうなことを改めて確認できる、結構良い機会だったと思う。

ちなみにDODAとは別にエグゼクティブサービス?というのを同じ会社がやっているようで、製薬担当のリクルーターから直接連絡があった。良い人そうだったが、だいぶ忙しそうで結局連絡は途絶えたまま。

 

JAC外資に強いというイメージで登録。JAC internationalというのも同時に登録した。ここは担当のキャリアアドバイザーは特につかず、最初の面談の情報を共有して企業担当者がこちらにアプローチしてくるシステムらしい。たまに微妙な会社を紹介されるくらいで、結局ほとんど使わなかった。もう少し職務経験がある人向けだったのかもしれない。

 

ムービン:コンサルを考えていたこともあり、コンサル業界No.1との触れ込みを見て登録した。こちらは唯一、登録時にキャリアアドバイザーと対面で面談した。エージェントは東大卒の方で、週末の深夜2時など結構滅茶苦茶な時間にメールを送ってくることもあり、だいぶ忙しそうな方だった。さすがにコンサルに特化しているだけあり、受けた企業の面接担当者などしっかり把握していた。

 

マイナビ:担当エージェントのTさんがとても良い方だった。応募を進めている段階で登録したので、結局こちら経由ではメーカーHしか受けられなかったのが残念。良い方だが、紹介してくる求人はちょっとずれているものも多かった。あと、登録しても自分で求人検索ができないのが残念なところ。

 

リクルート:キャリアアドバイザーとアシスタントの二人体制だった。他社よりアドバイザーの休日が多いのか、担当者がたまたまそういう勤務体系だったのか。マイページから自分で求人検索ができたり、求人票に募集人数が書いてあったり、お気に入り登録している求人の応募状況がたまにメールで送られてきたり、エージェントレポートなる企業担当者からの紹介文書が一部求人についていたりなど、なかなか参考にさせて頂いた。こちらも選考が進んでからの登録で、ITのLとメーカーDしか受けなかった。さすがに最大手なだけはあり、とりあえず登録するならここが良さそう。

 

また、外資に行きたい気持ちもあり、元々作ってはいたLinkedInのプロフィールをちゃんと書き、転職シグナルを発信する設定にした。すると、4ヶ月で10人くらいのリクルーターからメッセージが来た。

大体は小さい外資系の人材紹介会社。ただ、日系化学メーカーNからはリクルーターから直接メッセージが来た。AIの活用を進める組織を新設したので、その中心的な人材として来てほしいとのこと。美女だったので少し迷ったが、結局返事はしなかった。現職の競合他社で、雰囲気も似たようなもので自分には合わないと考えた。

また、LinkedIn経由で外国人のリクルーターと一回だけ、恵比寿のオフィスで直接面接したがイマイチだった。ヘルスケア関連のデータ解析の仕事がしたいと言っているのに、微妙そうな外資の技術営業のようなポジションばかり紹介された。

また、別のリクルーターから、日本に進出しようとしている画像解析系のベンチャーのポジションも紹介され、電話で話した。英語で電話はなかなか厳しい。こちらも、会社自体は面白そうだったが、Sales engineerのポジションだったこと、そもそもベンチャーに行くのは周囲の強い反対にあうことも予想されていたので、断ることにした。

 

別記事に書くが、今回の活動で受けたのは全11社。うち、メーカーEとITのL以外は幸いなことに内定を頂いた。

コンサル(総合系・IT):A、P、D、K、I

メーカー:H、D、E

IT:L、D

保険:S